理事長あいさつ

   理事長  伊藤 正明

 公益財団法人三重県国際交流財団は、平成3年地域レベルの国際化を推進する中核的組織として発足し、平成24年4月からは公益財団法人として、多文化共生社会の推進、国際交流の促進、そして国際協力の拡充を柱とする事業に取り組んでおります。

 三重県の外国人住民数は増加傾向にあり、令和2年12月末現在における三重県の調査では54,854人、県内総人口に占める外国人住民の割合は3.05%、過去最高値となりました。また、出入国管理庁発行の「令和2年版在留外国人統計」では、令和元年末現在、群馬県と同率の全国第3位(3.18%)となっております。少子高齢化に伴う地域産業の担い手として、多くの外国人が地域経済を支えています。
 一方、外国人住民の中には、異なる習慣やことばの問題等により、様々な課題を抱えながら暮らしている方々がいます。医療、福祉、教育、雇用、そして地域とのつながりの中で、一人ひとりが尊重され、多様性が享受される社会が待ち望まれています。

 財団では、中期ビジョンに掲げる「多様な人々と共に創る多文化を尊重できる社会」の実現を目指して、国籍やことばに関係なく、誰もが豊かに暮らせる地域づくりに取り組んでおります。
 新しい価値観の定着には年月を要しますが、これまで培った経験をもとに、三重県をはじめ、多様なセクターとの連携・協働を強化することで、地域一体となった取り組みにしてまいりたいと考えております。これまで以上に、皆様からのご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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